培養上清液(点滴/注射)

培養上清液

診療科目

Culture supernatant

培養上清液

組織修復や抗炎症効果を持つ培養上清液
「エクソソーム」を含む液体を点滴で体内に投与

培養上清液とは

培養上清液は、幹細胞を培養した培地から取り出し、滅菌処理などを施した清澄な液体のことを指します。この培養上清液には、細胞から分泌されるエクソソームが含まれています。エクソソームは直径が50〜150 nmの微小な顆粒状の物質であり、その表面には細胞膜由来の脂質やタンパク質が含まれており、内部には核酸やタンパク質などの細胞内成分が含まれています。

エクソソームは体内に投与されると、細胞の活性化を促進し、血管の修復や体内の炎症を抑制する作用があります。また、免疫調整作用を通じて、疾患や不調和な状態の改善が期待されます。さらに、損傷や老化した細胞を活性化することで、細胞の再生が促進され、肌のターンオーバーや加齢による変化への対処にも有効であるとされています。

培養上清液とは

培養上清液の期待される効果

※対応する疾患はあくまで一例となります。

疾患分類 具体的な疾患
神経系疾患 脳梗塞
低酸素虚血性脳症
パーキンソン病
アルツハイマー病
神経障害肝疾患
筋萎縮
循環器系疾患 狭心症
末梢動脈疾患
代謝・内分泌系疾患 糖尿病
慢性腎臓病
皮膚疾患 AGA(男性型脱毛症)
アトピー性皮膚炎
ニキビ跡
白斑(ビタイリゴ)
疾患分類 具体的な疾患
関節・筋肉系疾患 膝関節疾患
骨粗鬆症
呼吸器系疾患 肺炎
慢性閉塞性肺疾患
精神・行動障害 アルコール依存症
ニコチン依存症
自己免疫疾患 関節リウマチ
全身性エリテマトーデス
泌尿生殖系疾患 前立腺肥大症
勃起不全
眼科系疾患 角膜疾患
視覚障害(老眼など)
疾患分類 具体的な疾患
がん 黒色腫(メラノーマ)
肺がん
結腸がん
神経膠腫
乳がん
感染症 新型コロナウイルス感染症
美容・抗老化 抗老化薬(皮膚、血管など)
更年期障害 女性の更年期障害
男性の更年期障害

成長因子と効果

培養上清液は、幹細胞を培養する過程で分泌される500種類以上のタンパク質を含む成分で、成長因子やサイトカイン、エクソソームを豊富に含んでいます。これらの成分は、細胞や組織の修復を促進し、特に肌の再生や抗炎症作用が期待されます。成長因子(EGF、TGF-αなど)を含み、シワや傷の回復、肌の弾力性向上に効果的です。安全性を確保するため、厳格な品質管理が行われ、治療は皮下、関節内、静脈内投与などで行われます。以下は各成長因子の主な役割です。

EGF(上皮細胞成長因子)

  • 新しい皮膚細胞を生成し、シワを予防・改善
  • 肌の弾力を向上させ、滑らかで若々しい肌へ
  • 傷の回復を早め、肌の再生力を強化

TGF-α(トランスフォーミング成長因子)

  • コラーゲンとエラスチンを強化し、肌の弾力を高める
  • 新しい細胞の生成を促進し、シワを改善
  • 傷の治癒を促し、肌の健康をサポート

TGF-β(トランスフォーミング成長因子)

  • 細胞の老化を防ぎ、肌のテクスチャーを改善
  • コラーゲンとエラスチンの再生を促進し、若々しい肌を保つ
  • 傷跡を残さずに修復する効果を持つ

PDGF(血小板由来成長因子)

  • 損傷した皮膚の修復を促進する
  • コラーゲン生成を促進し、シワを改善
  • 育毛をサポートし、健康な髪を維持

VEGF(血管内皮細胞増殖因子)

  • 毛根への栄養供給を促進し、発毛を促す
  • 新しい細胞を生成し、シワを改善
  • 肌にエネルギーを与え、ツヤとハリを改善

IGF-I(インスリン様成長因子)

  • コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を増やし、肌の弾力を向上、シワの予防・改善
  • 毛根を刺激し、髪を強く
  • 皮膚感触を良くし、無駄な脂肪を燃焼

品質管理

培養上清液の品質管理は、細胞組織の受け入れから細胞培養、上清液の最終品質確認まで、厳格な管理体制の下で実施されています。感染症やウイルス検査はもちろん、生物由来の基準に適合した材料を使用し、徹底した安全性が確保されています。また、再生医療の技術を活用して、より安全で効果的な製品を提供しています。

患者さまの
細胞培養の副産物

患者さまから採取した細胞や
成分を使用して培養し、
効果的な治療へ

感染症や
ウイルス検査を徹底

安全性を最優先に、
感染症やウイルスの厳密な
検査を実施

高品質
高基準の原料使用

生物由来原料基準に
適合した、安全な原料や
培地で調製

再生医療技術の
応用

再生医療製品向けの
技術開発から得られた
先進技術を活用

リジェネクリニックでは、
安全な
培養上清液を利用した
治療法をご提供します

培養上清液治療についての可能性

培養上清液は、幹細胞を培養する際に得られる上澄み液で、サイトカインが豊富に含まれています。サイトカインは細胞の増殖や修復を調節し、損傷した組織の機能回復に重要な役割を果たします。培養上清液は滅菌処理を施され、老化や損傷した細胞の回復をサポートし、健康や美容に効果が期待されます。また、培養液にはヒト及び動物由来成分を使用していないため、感染症リスクを低減しています。

  • 肌の再生と若返り

    肌の再生と若返り

    培養上清液に含まれる成長因子やサイトカインが、
    肌細胞の再生を促進し、シワやたるみの改善に寄与。

  • 美容効果

    美容効果

    老化による細胞機能の衰えを改善し、
    肌のハリやツヤを向上させ、美容効果が期待。

  • 傷の治癒促進

    傷の治癒促進

    培養上清液が損傷した組織の修復を
    サポートし、傷の回復を早めます。

  • 抗炎症作用

    抗炎症作用

    サイトカインが炎症を抑え、
    肌や関節の腫れや痛みを軽減します。

  • 動脈硬化の予防

    動脈硬化の予防

    培養上清液を点滴で静脈に投与し、
    損傷した細胞を活性化させ、組織の老化現象を改善。

  • 慢性疼痛緩和

    慢性疼痛緩和

    体内の損傷している部位の細胞が活性化し、
    老化や疼痛の緩和効果が期待。

治療概要

治療概要 内容
使用する成分 培養された幹細胞が分泌した成分を含む培養上清液(エクソソーム、成長因子、サイトカインなど)
治療対象 皮膚の損傷、関節炎、発毛治療、慢性疼痛、老化による組織機能の低下
効果 組織の修復・再生、炎症の抑制、発毛・育毛促進、慢性疼痛の緩和、老化防止・エイジングケア
費用 治療部位や疾患により異なります。詳細はクリニックにお問い合わせください。
治療期間 静脈内全身投与(点滴)の場合:40分~60分
細胞投与時の所要時間 40分~60分
治療回数 症状や治療目的に応じて、複数回の治療が推奨されます
治療リスク・副作用 難聴、めまい、耳鳴り、腎障害、低血糖、感染症、その他(アナフィラキシー反応)
対象治療者
  • 1) 本人の同意能力があり、本人による同意が得られる方
  • 2) 未成年の場合は代諾者の同意が必要
  • 3) 問診や検査で担当医師が適格と認めた方(重篤な疾患は対象外)
※ その他、選定基準や除外基準あり。詳細はクリニックにお問い合わせください。
適用される保険 公的医療保険の適用外※自由診療になります。

よくある質問

培養上清液はどのように投与されますか?

治療の目的に応じて投与方法が異なります。静脈に点滴で投与する方法、皮下や筋肉、関節などの局所へ注入する方法、または塗布などがございます。
担当医が患者様にとって最も効果的な方法をご提案いたします。

培養上清液とは何ですか?

培養上清液とは、人の体内に存在する幹細胞を培養する過程で得られる上澄みの溶液です。治療に使用する培養上清液は、フィルタリングを行い滅菌処理が施されています。
この液には幹細胞から分泌されたサイトカインが豊富に含まれています。サイトカインは細胞から分泌されるタンパク質で、細胞の増殖や分化を調節し、損傷を受けた組織や細胞の回復を促します。
サイトカインを多く含む培養上清液は、老化や損傷により弱った細胞を再生させる効果が期待され、健康や美容に対しても幅広い効果が見込まれます。

培養上清液治療の流れを教えてください。

まず、クリニックでカウンセリングを受けていただきます。そこで治療の詳細や費用についてご説明いたします。
治療までの具体的な流れについては、クリニックにお問い合わせください。

その他よくある質問はこちら

幹細胞上清液と培養上清液の違いは?

幹細胞上清液は、再生医療において組織の修復や再生、抗炎症効果を目的とし、豊富な成長因子やサイトカイン、エクソソームを含むため、幅広い再生医療の分野で活躍します。培養上清液は、幹細胞以外の細胞由来の上清液も含まれ、美容治療や特定の組織の改善を目的とする場合に使用されます。

●幹細胞上清液

幹細胞(例えば、脂肪由来幹細胞、間葉系幹細胞など)を培養した後に得られる上清液です。幹細胞が分泌した成分(例えば成長因子やサイトカイン)が豊富に含まれており、再生医療や美容目的で利用されます。幹細胞そのものではなく、幹細胞が培養中に生成・分泌した有効成分を使用するものです。

●培養上清液

幹細胞に限らず、様々な種類の細胞(皮膚細胞、線維芽細胞、癌細胞など)を培養した際に得られる上清液です。より広い概念で、細胞を培養する際にできる上清液全般を指します。幹細胞由来に限らず、他の種類の細胞を培養した際に得られる上清液も含まれます。特定の細胞が培養中に分泌する成分を含んでいますが、幹細胞以外の細胞の場合、その成分や効果は異なります。

リジェネクリニックでは、再生医療治療に加え、エイジングケアに効果的な治療項目も行っております。
お体の状況に合わせ、最適な組み合わせをご提案させていただきます。

治療メニュー 処置内容
幹細胞点滴/注射 慢性疼痛点滴
1億〜24億個相当
(1〜12回)
顔(全体)
0.5~1億
※フェイシャルパック付き
局所注射(ひざ)
0.5億~2億個相当
(⽚膝/両膝)
局所注射(ED)
0.2~0.5億個相当
線維芽細胞注射 顔(全体)
0.5~1億
※フェイシャルパック付き
その他部位
0.1億~
培養上清点滴/注射 点滴 4cc~24cc
顔(全体)
4cc~
※フェイシャルパック付き
NMN点滴 点滴 150mg/300mg
白玉点滴 点滴 600mg~1,800mg
高濃度ビタミンC点滴 点滴 25g
デトックス点滴
(キレーション)
点滴 5ml/20ml
PRP-FD 局所注射 6cc
遺伝子検査 唾液採取
テロメアテスト 血液採取
NAD+テスト 血液採取
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